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SaGa Frontier

クーン編

今回の主人公はモンスター。ラモックス種のクーンです。
クーンの故郷マーグメルは今滅びようとしていました。
そこで、長老はマーグメルを救うために指輪を集めるという使命をクーンに与えます。
けれど、クーンはまだまだ若いラモックス。
ことの重大さが果たしてわかっているのでしょうか・・・?

指輪の力で人間(もどき)となったクーンはメイレンという指輪研究家の女性に出会います。
クーンの話を聞いて協力してくれることになりました。
まさかその時はあんなことになるなんて夢にも思わず。

カバレロに指輪を譲って(?)もらい、バカラの自殺しかけた男から指輪を譲り受けます。
さらにヨークランドの富豪が指輪を持っていると聞き、もらいにいきますが、富豪の娘は病魔にとり憑かれていました。
その病魔を退治したら指輪を譲ってくれるそうなので、医者のヌサカーン先生を仲間にして戦います。
眩しいばかりに輝く白衣をはためかせて戦う先生。薬草をすりつぶす先生。
どれをとっても素敵です。

おっと話が逸れてしまいました。
先生のおかげで病魔を退治して指輪をいただいたばかりか、お礼金までせび・・・いえ、もらってしまいました。
行く度にお礼をくれるので、ありがたく受け取っていると突然引っ越されたとのこと。
親切な方だったのにお別れも言えないなんて残念ですね。
夜逃げしたというウワサですが、あんなにいい人たちが一体なにから逃げるというのでしょうか?

あるときタンザーというリージョン間をさまようモンスターにクーン達の乗るシップが食べられてしまいます。
そこにいたノーマッドという盗賊から指輪を・・・いえ、譲り受けようとしたのですが、交渉は決裂し、ノーマッドはタンザーに食べられてしまいました。
このままでは指輪・・・いえ、ノーマッドが危ないので助けようと最善を尽くしたクーン達ですが、残念ながらノーマッドを救うことはできませんでした。
後には指輪が形見のように・・・。
大切にしますね、ノーマッドさん。

ディスペアの刑期100万年の男が指輪を持っているというので、交渉に行きました。
案外簡単に譲ってくれたのですが、驚くべきはその正体ですね。

ムスペルニブルの妖魔の君が最後の指輪を持っているそうです。
しかし、彼は高貴な妖魔。目通りがかなうのは彼から与えられた試練を突破してからです。
ようやく対面できたと思ったのも束の間、指輪が欲しければ美しい連携を見せろ、とのこと。
妖魔の君は退屈のあまり連携マニアになってしまったようです。
苦戦の末、ようやく彼に満足していただけました。
ところで、彼は座っている椅子ごと攻撃を喰らう特異体質の持ち主でもあり、花火マニアでもありました。

全ての指輪を手に入れたので、マーグメルに戻ります。
クーンは、「マーグメルよ、甦れ!」と指輪に祈りを込めます。

果たして、マーグメルは甦り始めました。マーグメルが誕生したそのときの状態に。
大変です。このままでは今いる皆は消えてしまいます。
なぜなら、マーグメルが誕生した時にはラモックスたちは存在していなかったのですから。
自分はこんなことを望んだんじゃない!と再生を止めようとするクーンですが、そのときメイレンが言います。
そんなに都合のいいことがあるものか、と。

なんということでしょう!
メイレンは指輪に精神をのっとられてしまったのです!
まさか指輪を愛するあまり指輪自身になってしまうとは夢にも思いませんでした。
指輪研究家とは恐ろしい職業なのですね。
涙をこらえつつラスボス・マスターリング(メイレン)に攻撃を叩き込むクーン達。
そして、再生を止めることができました。
幸運にもメイレンも無事でした。さすがLPが10もあるだけのことはありますね。

結果的に救えなかったマーグメルですが、ラモックスたちはそれなりに楽しくやっているようです。

正直、無駄足だったような気がしないでもないんですけどね。
クーン達は気にしていないようなので、良かったんでしょう。




・・・敵の数が多いボス戦は嫌いです。


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